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2004年 09月 06日
いつも家にだれかしらいることの多い我が家ですが
昨日から祖母が出かけてしまい今日は自分一人。 お昼過ぎに起きても、お昼をカップ麺で済ませても 音楽を馬鹿みたいな大きさで聞いたっていいのはうれしいけどなんだか寂しい。 パソコンを弄るのにも飽きて、妹の部屋に行って本を何冊か持ってきた。 最初に読み始めたのは石田衣良の本。 金のない妹には珍しくハードカバーの本だったの興味を惹かれた。 数編の短い小説をまとめた本で、初めての作家を試すには最適な形式だった。 どれも都会で働く男女の淡い恋愛物語で、内容も文章も綺麗な作品だった。 いずれの恋も始まったばかりの蕾、それも綺麗な花の蕾であることを予感させるものだった。 最近よく読む歴史の本も、読んでいて面白いのは、何かが始まる時と何かが終わるときで この本の魅力も「何かが始まる時」にあるのだろう。 個人的には「何かが終わる時」の悲しく哀れな様子の方が好みだが 明るい未来を想像させる物語もなかなかおつなものだと感させる作品だった。
by tanukkki
| 2004-09-06 16:42
| 本
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